Adenanthera pavonina
(マメ科アデナンセラ属)
ナンバンアカアズキ、サガの木。国によってコーラルとか孔雀とかルージュとか色々な名があって面白い。中国では相思樹と言ってなんか話もあるとか。
蔓を伸ばすのではなく木のようになる模様。とても成長の早い落葉樹……?最初はゆっくりだが一気に成長するらしい。2年目からは2米以上成長するかも?
明るい日陰可だが日当たりの良い、適度に肥沃で保湿性のある土壌を好む。だが成長したモノはかなりの乾燥(旱魃)に耐えうる。
風にはかなり弱いようなので台風時は仕舞い忘れたらアウトかなと。でも挿し木が出来るらしいのでまぁ、折れたら折れたで。
開花期は春、8月から10月の果実期(?)とあるが条件次第で一年中出来るらしい。
小さくて、白色〜黄色の花が棒状に咲くタイプで、香りはいいらしい。受粉は昆虫。
下限12℃〜上限36℃で、耐霜性はまったくない。つまり関東での冬越しは取り込み必須、旱魃にも耐えるというなら水切りしてもいいかもしれない。エキゾチックプランツ全般に言えることだが冬越しが最難関。
暖かい地域では侵略的な雑草(!)に指定されているらしく、最悪の侵入者の呼称やら商用も栽培も禁止されている地域やらがあるwww
可食、大豆味。木材、酸素で変色(良い意味で)していく模様。蘇芳のように染色にも使えるらしい。
傷をつけた所から糸が解れるように剥け始め、数時間後にはツルンと剥けます。傷が不十分だと、画像のように平然と赤く硬い皮を保ちます。因みに漬けすぎると薄皮まで剥けて胚が剥き出しに……
硬い皮の為か、下処理すれば発芽率は高いように思う。流石雑草に分類されるだけのことはある(笑)
侵略的植物といえば日本の葛はアメリカで凄まじいことになっているってどこかで見た。(関係ない)