ナンバンアカアズキ、01

『サガ実生、の為の情報収集』
9月6日、発根開始。
9月10日、発芽までもう少し?
9月11日、もうちょっと。
9月13日、ようやく殻を脱ぎ捨てる。
9月14日、直立するも開かず。
9月17日、やはり双葉開かぬまま本葉が成長。
9月18日、本葉の茎が伸びた。
9月19日、本葉が開き始める。
9月23日、概ね開いた?

以下覚書。

追って蒔いてみたが、このナンバンアカアズキのコツというかなんというか。 水に漬ける時間の加減が大事のように思う。漬けすぎるくらいなら、一部赤い皮が残っていようが蒔いた方がいい。腐る。 それと、土に完全に埋めると腐る。自分の蒔いた限り全て腐った。 種は小さいが、ムクナでやったように背を出す蒔き方がいいように思う。

ムクナ(白)成長過程、02

ところでこやつBurny Vineなんて別名があるらしいのだが、そんなにヤバい代物なのか……?
9月13日、わかりずらいがかなり伸びた。
調べていたらば、本葉が出るまでに茎(蔓)が50cm伸びるとの情報が。
9月14日、またえらく伸びる。
13日に植え替え、支柱に誘引したところまた伸びだした。 ……植え替えたものの、用土のブレンドを間違えたことに気付く。とはいえ豆科は植え替えを嫌うらしいので放置……。
9月16日、葉が開いた。
9月19日現在、葉は大きくなり複数箇所から葉が出ている。蔓はゆうに150cmを超え、成長スピードは凄まじい。 だが特に面白い変化はない為、今年の集中観察はここまでにする。 もし越冬が出来て、いつか花が咲いたらばまた集中観察をしたい。

その他実生の経過

9月14日、ピンポンの木。
双葉が種柄もろともカビ腐りかけていたのでもいだ。
9月17日、塊根らしくなってきた。
9月16日、ユッカ。
成長が遅い……。
9月17日、オペルクリカリア(?)
9月17日、ジャカランダ。
件の根を食害された子です。 双葉すら種に残したまま根を殺られたので絶望的かと思って、種を無理矢理剥いて放置していたのですが……。 本葉がここまで出張ってきたということは期待していいのではないでしょうか!!?

その他状況確認

9月8日にジャカランダ&ピンポンの木&ユッカ発根確認。 しかしながら9日、ジャカランダが腐る。犯人は恐らく虫。寧ろ食害現行犯で、捕殺ッ!!! 同9日、一つだけだがようやく発根したユッカを植える。 数日して、それらに多少の動きがあったので記録写真をば。
10日時点のピンポンの木。浅植した方。
13日、太って立ち上がる。
13日、ユッカの様子。
それとは別に、本日9月13日写真確認したもの。
オペルクリカリア?発芽中。
ユーカリ、発芽中。
ユーカリは、写真を撮ったのは13日だが12日夜には同じ状態だったことを確認していた。 ユーカリは何度もやらかしているので、今度こそ実生を成功させたい所存。

ムクナ(白)成長過程、01

8月の28か29日辺りに蒔いて、発根自体は蒔いてすぐだった。 その後動きが無いように見えたが、種の向き云々(過去記事)に気づき少し掘り返して発芽中であることを確認。
9月2日
9月6日
9月7日
発芽……?っていうかそうなんだ、そう抜けるんだ?下の緑の豆そのままの大きな大きな双葉になるのかと思っていたよ……。 茎は白く光る毛がフサフサと生えていた。近類種(?)のトビカズラやハッショウマメやらは刺激性の毛が!!という話だがこの子もそうなんだろうなァ……。しかしその毛は花につくのか鞘につくのか平時の茎も駄目なのかくらいは知りたい。 取り敢えず鞘の毛は完全アウトらしいのはわかったがこれに関してはもっと情報が欲しい。
9月8日、直立。
9月9日、伸びる。
大きな種はやはりパワーが違う。
9月10日、更に伸びる。
9月11日、ひょろ長い。
9月12日、重力に負けた?
この豆は蔓性(木を締め殺すタイプの)らしいので、そろそろ支柱をさそうかと思う。 いやその前に培養土(肥料入)に本植か。鉢を買い次第、植え替えて支柱をさすことにする。

サガ実生、の為の情報収集

Adenanthera pavonina
(マメ科アデナンセラ属) ナンバンアカアズキ、サガの木。国によってコーラルとか孔雀とかルージュとか色々な名があって面白い。中国では相思樹と言ってなんか話もあるとか。 蔓を伸ばすのではなく木のようになる模様。とても成長の早い落葉樹……?最初はゆっくりだが一気に成長するらしい。2年目からは2米以上成長するかも? 明るい日陰可だが日当たりの良い、適度に肥沃で保湿性のある土壌を好む。だが成長したモノはかなりの乾燥(旱魃)に耐えうる。 風にはかなり弱いようなので台風時は仕舞い忘れたらアウトかなと。でも挿し木が出来るらしいのでまぁ、折れたら折れたで。 開花期は春、8月から10月の果実期(?)とあるが条件次第で一年中出来るらしい。 小さくて、白色〜黄色の花が棒状に咲くタイプで、香りはいいらしい。受粉は昆虫。 下限12℃〜上限36℃で、耐霜性はまったくない。つまり関東での冬越しは取り込み必須、旱魃にも耐えるというなら水切りしてもいいかもしれない。エキゾチックプランツ全般に言えることだが冬越しが最難関。 暖かい地域では侵略的な雑草(!)に指定されているらしく、最悪の侵入者の呼称やら商用も栽培も禁止されている地域やらがあるwww 可食、大豆味。木材、酸素で変色(良い意味で)していく模様。蘇芳のように染色にも使えるらしい。
通常時の種。
傷を付けて水に漬ける。
傷をつけた所から糸が解れるように剥け始め、数時間後にはツルンと剥けます。傷が不十分だと、画像のように平然と赤く硬い皮を保ちます。因みに漬けすぎると薄皮まで剥けて胚が剥き出しに……
2日くらいで割れ始める。更に数日かけて発根。
硬い皮の為か、下処理すれば発芽率は高いように思う。流石雑草に分類されるだけのことはある(笑) 侵略的植物といえば日本の葛はアメリカで凄まじいことになっているってどこかで見た。(関係ない)

今季の実生(2020夏)

銀角珊瑚こと Euphorbia stenoclada →発芽済。 Yucca torreyi(ユッカ) →蒸らしたかも、失敗したかも。 Azorina vidalii(キキョウ科) →よくよく調べたら、低温処理しなければならない種であったようなのにそのまま蒔いてしまった。このまま冬越しさせ……と思ったら子供にひっくり返され行方不明。手伝ってくれようとした結果だから怒れない。 Mucuna gigantea →発根済、発芽中。 Puya Alpestris →子供に苗床ひっくり返され行方不明(種小さいし……) ブラジルマホガニーことSwietenia macrophylla(センダン科) →いまいちよくわからないから適当に蒔いた。沈黙中。 レインボーユーカリことEucalyptus deglupta →一度発芽させたものの不慮の事態で枯らす。今季二度蒔いた。沈黙中。 Jacaranda caucana →沈黙中。 Operculicarya decaryi →低温処理をしてみたものの未だ沈黙中。 サガの木ことAdenanthera pavonina
(マメ科アデナンセラ属) →発根中。 Lignum vitae Guaiacum officinale →発芽済。 Allocasuarina paldosa(モクマオウ科) →子供に苗床ひっくり返され行方不明(種小さいし……) ピンポンの木ことSterculia rynchocarpa →深植すべきなのに浅植してしまったことに気付くも今更掘り返すのも怖いので放置中。 フランキンセンスツリーことBoswellia sacra&Neglecta →6年くらい前のモノを発掘した。もともと発芽率悪い上、室温放置なので発芽力は失われているだろうけれど取り敢えず蒔いたもの。 Aloe melanacantha →こちらも6年くらい前のモノを発掘したのでついでに蒔いた。高温湿に晒すので即日カビたものの、放置したらカビが消えたので更に放置。 その他市販の種(勿忘草、カルフォルニアポピーなど)を後に蒔くつもりでいる。

リグナムバイタ経過、01

8月15日、発芽開始。
8月16日、発芽。双葉開かず本葉展開。
8月18日、双葉開かぬまま本葉開く。
8月22日、葉の発色が鮮やかに。
8月31日、ぴくりとも動かなかった新芽がいきなり動く。 この時点で、結局双葉は開かないまま枯れていた。
9月2日、またも急な成長。
9月3日、少し葉が開いたようだ。
9月5日、葉が完全に開く。6枚も展開してくれた、新葉尊い。
基本的に写真は朝、午前中に撮っています。 因みに直射日光当てすぎると葉が固く小さくなるので半日陰がいいらしいですが、うちはコンクリ直おき直射日光で行きます。気を使うのは低温だけです。

巨大豆実生

リグナムバイタに味をしめて種を買い込みました。 プヤとモクマオウ科の種は苗床を子供にひっくり返されたので、心の平穏の為に無かったことにして、取り敢えず成功(発根)したものから。 Mucuna gigantea(マメ科) 発根済。撒いて2日で発根した模様、しかして蒔くまでが大変。一粒しかなかったので取り敢えず良かった。 色々蒔き方を検索してみたがコレはと完全一致するものがなかったので、自己解釈で混ぜて見た方法が↓ まず種子を削る。バオバブのように一部うっすら中身が透けるくらいまでカッターで削いで、水にドボン。数時間でパンパンになるも、夜に作業したので翌朝まで放置したところ何故か見た目がヘニャる。慌てて土に蒔く。 豆はああ見えて根が出る場所と葉が出る場所の見分けがつくそうで、とがった方が枝葉の出口らしい。削るのも枝葉が出るところがいいらしいが後の祭り。因みに種自体の形としては『D』の形。とりあえず「D」の字の2角のうちどっちかが当り、ということですがまぁそれっぽい方を上向き気味、もう一方を軽く土に埋める、という具合に斜めにまきました。背中(?)は土の上に出したままで。 この蒔き方が曲者で……素直にムクナ科で検索すると八升豆が出てきますが、種子の様子が異なるのです。この豆、いわゆる『おはぐろ』が種を完全に一周しているのですよね……別種ですがハンバーガー豆とか書かれていた形状。基本的にはマメ科はおはぐろを下にして種を蒔くようですが、これはどうしたことか。鰐口どころじゃあない、一周回ってるよ。
……もうバオバブじゃんコレ。 因みに、水平に蒔くというサイトもありましたが、殆どのサイトでは腐りやすくなるとあり、圧倒的後者を採用しました。 それはそうと発根して分かりましたが上下逆でした。上から根っこがでたので反対側を掘ったら芽がおりました。深埋めしなくて良かった!
←左が根、右が茎→
しかしバオバブは発根してから発芽までに腐ることが(私は)多かったので、この豆は無事育ってくれることを願ます。 何にせよバオバブは三年前に全滅させましたけれど。 もっと言うなら一鉢のコンミフォラを除き実生系全滅させたけどな!!!